2008年1月27日5:12 PM
愛犬キャンディーの散歩が高じて、プチ登山となりつつあります。コースは会下山→蛙岩→風吹き岩→ロックガーデン→高座の滝です。普通は高座の滝を通ってロックガーデンから登りますが、昨日は蛙岩(写真左の岩が蛙岩)見たさに会下山から出発しました。雪のちらつく寒い日だったので重ね着をしていきましたが、さすがに会下山から蛙岩までの道のりは勾配が急なため最後の方は、半袖でした。蛙岩から風吹き岩までの間には若干積雪や氷柱(久々に見ました)もありましたが、それでもあまり寒いとは感じませんでした。
そして、休憩なしで風吹き岩に到着。阪神間を高いところから見下ろせる場所(写真右は風吹き岩から阪神間を望んだところ)は六甲山系には幾つもありますが、ここからの眺めは格別です。ここで休憩をしましたが、5分もしない間にそれまで寒さを感じていなかったのが、ここがどれだけ寒いかを体感し始めました。急いでリュックの中から防寒具を取り出し暖を取りました。しかし、心配してた空模様もここでは快晴。寒さゆえに空気も澄み久々に見た阪神間の姿は、浮き世を束の間ではありますが忘れることが出来る雄大なものでした。その時はあまりの寒さのためか登山客も疎らでしたが、そこには高校生らしき二人組が居ました。その一人が「この素晴らしい景色を見れば、金なんか必要ないと思うは!!」とその感動を述べると、もう一人は「いや、やっぱり金はいるで・・・」と応対。さてさて、この二人で、将来大成するのはどちらなのでしょう?そんなことを考えながら、下山にかかりました。ロックガーデンは普通登るものですが、今日は下りです。下りだと嘗めてかかっていたのですが、その運動量はかなりのもので、又一汗かきました。
しかし、暮れ泥む金色に輝く山々を背に帰るときの心地よさは久しく忘れていたものでした。
午後から出発して、夕暮れ前には出発点へ余裕で戻ってこれました。風吹き岩は標高447メートルなので、標高931メートルである六甲山の半分以上までこの日は辿り着いたわけですが、この調子なら近々有馬まで抜けるのもよいかなと。「有馬温泉まで抜けて温泉に入った後のビールは美味いだろうなー」そんなことが頭をよぎった充実した一日でした。
sanco
2008年1月28日 at 7:43 PM
冬の香りが伝わってきます。中学生のとき体育なんかで歩いたコースかもしれません。
高校生の会話に和みました(^_^)
キャンディー君(?)もタフですね!
applevenus
2008年1月28日 at 9:06 PM
>sancoどの
Y中学から以前は会下山へ入山可能だったけど今は一般の人は無理みたいです。
柵が作られていましたょ〜
世知辛い世の中になったものですねぇ。
ちなみにキャンディー(ちゃん)はあの足の短さで、
クリアーできずに手助けが必要だったのは
ロックガーデンで一カ所だけでした。