2007年10月18日10:27 PM
ジムの家の一部屋、東洲斎写楽の巨大なシートをカーテン代わりにしたベッドルームで睡眠をとる。旅の疲れが出たのか、横になるや否や即寝。次の朝5時30分ぐらいに目が覚めると、三人のジムの娘たちは既に起床。彼の家では、テレビを見る事は殆どなく、子供たちは親に勉強を教わり、且つ十分な意思疎通を親子間で取っている。従って、彼らが寝るのは極めて早い。ようは、早寝早起きである。
そして、ジムと犬の散歩に出かける。リゾート地らしく彼の家は、ゴルフ場のすぐ近くに位置しているので、朝早い時間ならばゴルフ場内を散歩できる。彼は、散歩しながら如何に彼が現在住んでいるSouth Carolinaに順応する事が困難かを語ってくれる。アメリカ南部の排他的な人種主義は、白人であるジムにとっても困惑する事が多いと、語ってくれた。しかし、現在のプロジェクトは、ステップアップの為に非常に重要である事、その事を家族が理解してくれていること、そして、次の彼のステップが、Chicagoの巨大プロジェクトである事を目を輝かせながら語ってくれた。
散歩の後、ジムの奥さんライザが連れて行ってくれたのが"Brookgreen Gardens"。その広大な敷地内にある"Sculpture Garden"を訪れる。そこに展示された彫刻作品群に関しては、ヨーロッパの作家による作品群と比較するのは酷というものだが、とにかく公園としての緑の豊かさ贅沢な空間の使い方には「かなわん」という感じ。甲山森林公園とはちと違います。