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持つべきものは師

21 1月

2008年1月21日4:52 PM

20080121_key_image.jpgWeb上の個人情報流出やフィッシング詐欺等の被害が毎日のように報道される昨今、Web上でのセキュリティは不可欠なものとなってきています。それに対応すべく、データの盗聴や改ざん、なりすましを防ぐ技術がSSL"Secure Socket Layer"なのですが、所謂レンタルサーバのお膳立てが出来た状態での設定は、証明書の申請→取得方法さえわかれば、その設定は比較的容易なのです。
一方、専用サーバOS"FreeBSD 6.1"Webサーバ"Apache2.2"でルート権限を持って設定しろと言われても、その道で飯を食っている方々にとっては朝飯前の事だと思いますが、その設定方法は検索エンジン上でもごくわずかな情報しかありませんし、専門書も懇切丁寧に解説したものは皆無といって良いと思います。そのような、状況下の専用サーバ上のSSL設定には四苦八苦しました。
そんな中、先日やっとの事で試験的に自社お問い合せフォーム(中々時間がなく更新できていないのでしょぼいCGIプログラムですが・・・)にSSLの設定をする事に成功しました。
それにしても、どれだけ失敗を繰り返したことでしょうか・・・ お陰様で、使い方がややこしいviエディターともすっかりお友達になりましたし、いっそのことviエディターでHP作成をしてもいいか!?と思う今日この頃です。しかし、設定が出来たときはさすがに感無量でした。この感動があるからこの仕事は辞められません。
ここからが大切なところです。実は、最後の詰めのところで二進も三進も行かなくなり挫折寸前だったのですが、その時以前Mac OS X Help Desk Essentials の講習を受けたときにお知り合いになったサーバのProであるS氏の事を思い出し、連絡を取ったのです。早速その時にいただいた名刺に連絡したところ、既に退職されたとのこと。応対された女性は、「それでは、連絡あった旨お伝えし、折り返し連絡させます。」と返答されました。普通なら、ここで連絡を期待することは期待薄なのですが、流石S氏です。昼に連絡してその夕刻にはS氏から連絡がありました。そして、こちらの状況をお伝えし詳細のやり取りをメールで行いその次の日には、設定を完了することが出来たのです。
正直なところ今回S氏の御指導がなければ、この設定を実現することは出来ませんでした。
S氏に心より感謝しています。
そして、今回のこの経験より「徳は孤ならず、必ず隣有り」を念頭にこれからも前進していきたいと思った次第です。

 
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