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光陰矢のごとし Mr. Jim Steman 関西滞在最終日に

05 12月

2009年12月5日10:42 PM

小笠原先生、ジム・ステマンさん、筆者もうあれから一週間も過ぎてしまいました。
時が経つのは本当に早いものです。
それは、先週11月27日金曜日に前回のエントリーでもご紹介したジム・ステマンさんと予期せぬ体験をしてからの一週間も当然そうなのですが、そこで体験した母校訪問自体が決定的でした。まるで自分が浦島太郎になったようなそんな気がしました。
その、彼の関西滞在最終日は、時間的に約半日の時間しかなかったので、予てのジム・ステマンさんの望みであった、彼の、そして、私の母校でもある甲南高校訪問を実現することとなったのです。
実家から徒歩15分ほどのところですし、その前は何度となく行き来していたので、軽い気持ちで赴いたのですが、それがそもそもの間違えでした。
一歩その学園内に入るとそこは、完全に私が在籍した当時の甲南中学・高校ではありませんでした。それもそのはずです。ご承知のように阪神・淡路大震災で同校も甚大な被害を受け、校舎をそのまま建て替えたという経緯があったことを話では聞いていましたが、実際には見ていなかったのですから。
生徒たちが着ているのは間違えなく以前と変わらぬ制服ですが、彼らが走り回っている校内は以前とは全く違う趣を持った校舎へと様変わりしていました。
そして、そんな校舎の受付までワザワザ出迎えてくださったのはジム・ステマンさんが過去日本に滞在していた際に甲南高校において受け入れの中心的な役割を担っておられた英語担当のO原先生でした。(私は、在学中この先生に教わったことはありませんでした)
O原先生はご多忙に拘わらず私たちを新しい校舎へと案内して下さいました。そして、二人を教員室へ連れていってくださり、そこで、私の恩師である社会のH野先生や国語のI田先生とお会いして、御挨拶をさせていただいた際の、見た目は若干変わっても全く変わらない物腰に圧倒された次第です。
そんな訳で、この一日はタイムマシンに乗って過去へ遡って行ったらそこには未来の建物が建っていて、そこに昔と同じ気概を持った人たちが情熱を持って教鞭を執とられているようなそんな超現実的な夢を見ているような不思議な一日となったのでした。
そして、何よりジム・ステマンさんは昔の恩師の方々との出会いを喜んでいるようでした。
O原先生その節はお忙しい中、本当にお世話になりありがとうございました。

 
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  1. James Steman

    2015年3月9日 at 6:42 AM

    Haruyuki,

    I don’t think I ever commented on this post. What a wonderful and surreal visit it was. A blending of old buildings, memories, and teachers past with the now. I still remember that day vividly as it was a last minute visit, but one that I am so happy to have ventured upon regardless of the awkwardness of past with the present. Love you.