2010年10月18日12:18 AM
変なへりくつを言うのは性に合いません。
基本的には切実に自分自身が解放されたいと願っていますし、他の人の事を解放できればと願ってやみません。しかしながら、多くの場合そうは思っていても実現するのは困難な事です。
そして、ともすれば人生と言う限られた時間の中で、徒に人を咎め自分を責めているという悲哀をおそらく誰しもが背負っているのではないでしょうか?
この集いは、50歳というある意味人生の節目を前にして、生きてきた事をそして、生きている事を祝い喜ぶ祭りでした。
先日10月16日中学・高校時代の同窓会が、同窓生のK氏が経営するMother Moon Cafeにて行われました。
とても心配していたKT氏は今では、毎日ランニング・筋トレをするまでに回復したとの事。KT氏快気祝いが行われたと聞いていながら、行けなくてずっと後ろめたい気持ちでいましたが、この同窓会に参加できて本当に良かったです。
そんな中で、KT氏が「昔は人生50年って言ったらしいからな。」ポロリと言ったのが印象的だったので帰ってから平均寿命の事を調べました。調べている間に、人生が50年と言われていたのが、そう遠い昔ではない事を目の当たりにしました。「日本人の出生時平均余命が50歳を越えたのは1947年だった」と、言うのです。
そこで、単純に考えたのです。目覚ましい医学の進展により私たちの寿命がさらに伸びようとしている現在、いかに有意義に生きるかという事無くして、その医学の目覚ましい進展を享受する意味は無いと。
そういう意味に於いて、35年来の付き合いをしている連中と飲むという事はこれ即ち、楽しみ・喜び・感動という人生に於いて不可欠且つ有意義な事以外の何者でもない訳です。これらの喜びに満ちた皆の表情を見ていただければそれは一目瞭然です。
この機会を与えてくれた、同窓会幹事の皆様、場所を提供してくださったK氏、そして喜びを分かち合ってくれた皆さん本当にありがとうございました。
人生は祭りなのです。 あなたが信じるかどうかはさておいて。