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“Heart Of Gold”と魂

13 7月

2012年7月13日7:27 PM

とても不思議なことがあったので、ここに書き記しておきたいと思います。

実は、明日私が所属していた甲南中高水泳部の先輩で且つ器楽部の先輩でもあったT先輩のご実家へ生前T先輩と親交を持たれていた先輩方々と共にお参りに行く予定にしています。

T先輩は高校の時にお亡くなりになりました。プライベートで行かれた春のスキー旅行の際亡くなられたと伺っています。お参りというのは、そのT先輩の御霊前へお参りに行くと言うことです。

私よりも8歳年上だったので実際にはT先輩との面識はありません。しかしながら、ここ数年継続している甲南中高水泳部OB会であるところの「南水会」に参加させていただき諸先輩方と交流をさせていただく中で、T先輩の色々な側面を教えていただくようになりました。

そんな中で、私と同様に水泳部だけではなく、器楽部にT先輩が在籍されていたのを知ったのはつい最近でした。

リアルタイムでT先輩を知る某先輩から次のようなことを約一週間前に教えていただきました。

某先輩「マーチンってギターのメーカーわかるか?」
私「はぁ、知ってます。アメリカのアコースティックギターのメーカーですよね?」
某先輩「そうや、そしたらニール・ヤングはわかるんか?」
私「はぁ、とても尊敬しているアーティストです。」
某先輩「T先輩はな、マーチンのアコースティックギターを持ってニール・ヤングの”Heart Of Gold”言う曲を甲友会館の2階の合宿場でよううとてはったんや」

私は、単にその時はT先輩が私と同じように水泳部と器楽部両方に在籍されていたのだなと。そして、ニールヤングがお好きだったとは奇遇だなと言う程度にしか思っていませんでした。

そんな会話も忘れていた今日、某先輩から「明日の段取りたのむで〜」と連絡をいただいてその件でメールを正に送信しようとしたその時、不思議な事に数多くの楽曲の中からシャッフルにしていたiTuneより流れてきたのはNeil Young "Heart Of Gold"だったのです。そして、長らくその曲の歌詞を聴いていなかったので忘れていたのですが、その冒頭の歌詞は次のようなものでした。

I want to live,
I want to give
I’ve been a miner
for a heart of gold.

「私は生きたい、私は与えたい 私は死語となった『優しい心』を持ち続ける者だ」

このことをどう説明すれば良いのか私にはわかりません。きっとただの偶然だったのかも知れません。

しかし、私は、口頭、文通、電話、Eメール、ビデオチャット等考えられる日頃私たちが行う意思疎通の方法とは明らかに違う次元の高いところからメッセージを受けることがお陰様で出来たと考えています。

「人間の肉体は朽ち果てても、魂は永遠に生き続ける」その様なことを再認識した出来事でした。

 
 

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