2013年5月18日12:56 PM
途轍もないパフォーマンスに遭遇しました。
昨夜(2013年5月17日)神戸ワールド記念ホールにてSigur Rósのコンサートが開催されました。
この約50年間に行った全てのコンサート一つ一つを思い返しても、明らかにこれほどまでにユニークなパフォーマンスは存在しませんでした。
Sigur Rósがリリースしているスタジオ版、ライブ収録版等の作品群は勿論素晴らしい傑作揃いであることは間違えありません。
しかしながら、昨日のコンサートでは彼らの本領がライブパフォーマンスで発揮されることを思い知らされました。
Sigur Rósとの出会いは比較的私の場合は遅かったと思います。
このブログでSigur Rósを検索すると2005年10月29日付けのポストとして「美しい音楽との出会い」が結果として返ってきます。今はもうリンク切れとなっていますが、”Glósóli”と言う楽曲を視聴してその芸術性の高さに強く心を打たれました。この作品”Glósóli”でSigur Rósの存在を知ったのは彼らが最初の作品をリリースした1997年から8年後の事でした。
そして、彼らとの出会いから8年の年月を経て、初めて昨夜彼らのパフォーマンスと巡り会うことが出来たのでした。
想像を絶する、類い希に見る素晴らしいコンサートでした。昨日のSigur Rósを神戸ワールド記念ホールで共有したオーディエンスの人達は、超絶したライブを伝説として語り継いでいくことでしょう。
もう既に、彼らが次に来日することを楽しみにしています。
唯一無二のクリエイター、そして壮大なビジョンを持ったアーティストそれが”Victory Rose”即ち”Sigur Rós”なのです。