瞬きをする間にもう5月です。外の景色はいつの間にか眩しい新緑の季節へと移り変わろうとしています。お陰様で新規プロジェクトの立ち上げもあった為に多忙を極めた月となりました。余計なことを考えることが出来ないぐらいの毎日を過ごしました。
そんな4月だったのですが、後半になってとても辛い事が起こりました。4月22日日曜日を返上して事務所にて悪戦苦闘していると、中学・高校同窓の友人から「楠本心が亡くなった」との連絡を受けました。楠本心は中学・高校と音楽を通して良い意味でライバルバンドだったShakeと言うバンドにおいてカリスマ的なボーカルで多くのファンを魅了した男でした。
彼は、その後頑固なミュージシャンとして活躍をしました。一度だけ十数年前に十三のファンダンゴというライブハウスで彼が率いるCity Indianと言うバンドの演奏を見に行ったことがありましたが、心のカリスマはより磨きがかかり多くの観客より熱い支持を受けていました。
そして、昨年の3月12日中学・高校時代で音楽をやっていた有志が集まり再び音を出そうと集まった決起大会(これが後の"Emoshi Live"に繋がります)で彼に会ったのが最後となりました。彼は4月19日午前(推定)自宅の浴槽で安らかに眠ったのでした。
今は唯、彼に中学1年の時に初めて出会ったときのあどけない笑顔が頭から離れません。
そして、彼の死は私の中で自分自身に対する「生への欲望」に取って代わりました。それが彼への回答です。唯一の。
"I Got A Lust For Life"
Archive for 4月, 2007
平成19年4月「生への欲望」"Lust For Life"
Yes, I’m Here. I’m ok – Atsuko Ishii
本日(3月31日)フランスで活躍するアーティスト"イシイアツコ"女史の"Personal Reality Show4"が、行われている神戸海岸通りにある趣ある建造物「海岸ビルヂング」の3階にある"ギャラリーヴィー"へ行きました。
会場の様子はこちら
所謂神戸居留地の名残を色濃く残す天井の高い「海岸ビルヂング」の風情に"イシイアツコ"女史の作品群は何の違和感もなく馴染んでいました。

そして、出会ったのが、写真の"Yes, I’m Here. I’m ok"でした。
縦8.5cm X 横5cmと云う小さな空間に"イシイアツコ"女史の宇宙観を感じる作品です。
お話をお伺いしていると、「フランスにてアーティスト同士の中で差別や疎外感を感じることは一切無いけれど、社会的生活を営む上では色々あるんですよ・・・」徹底した個人主義を貫くフランスの人たちの中で、活躍することは本当に大変なことだと思います。
一方で、「ある時カフェに行ったら"Brigitte Fontaine"がいたのよ、もうおばあさんだったけど、すごいオーラよね。」そーですよね、彼女は1940年生まれ(ジョン・レノンと同じ年ですね)だから今年で67歳ですものね。でも、そんな重鎮に会えるなんてやはりパリはすごいと絶句しました。思わず帰ってかの名作"Comme À La Radio"を繰り返し聞きました。
きっと色々パリでの生活はご苦労も多いと思いますが、是非すばらしい作品を今後とも創造し続けてください。今日は本当にありがとうございました。
