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Archive for the ‘general’ Category

こぼん ずるいことは嫌いなんだ! 吉村喜彦 著

22 5月

こぼん 吉村喜彦

5月15日、小説『こぼん』が、PHP文芸文庫になりました。

常日頃よりお世話になっている吉村喜彦さんの作品『マスター。ウイスキーください──日本列島バーの旅』 をこのブログで御紹介させていただいてからもうかれこれ、1年以上前になります。

それまで、手つかずだった吉村さんの代表作『ビア・ボーイ』を昨年、PHP文芸文庫になった機会に読ませていただきました。

最後の方に登場する、今は存在しない新幹線の二階建て食堂車の描写が何とも言えず郷愁を誘いました。

その昔、まだサラリーマンだった頃、年末の混雑時か何かでどの客席も満員でやむを得ず食堂車二階へ直行し取り敢えず座ると、同じような境遇のオヤジさんがおり、意気投合して飲みだし、気がつくと名古屋あたりで完全に出来上がってた!みたいなことを思い出したりもしました。

そんな『ビア・ボーイ』は、自分自身が闇雲に仕事をしていた時の組織や人間関係そんな事が走馬燈のように浮かぶ秀逸な作品でした。

そして、満を持してPHP文芸文庫として登場したのがこの「こぼん」です。

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田川 律さん喜寿のお祝い会 → ゲスト 栄 篤志さん

30 4月

あっという間に時間が過ぎていきます。
もう明日から5月です。

お陰様で、とても忙しくさせていただいています。なかなか、ブログの記事も投稿できず残念です。

3, 4月と様々なイベントがありました。
その中でも、3月24日に大阪桃谷「夢屋」さんにて行われた「田川 律さん喜寿のお祝い会」は、印象に残る心温まる会でした。

普通に探していては、絶対に見つからない大阪環状線 桃谷駅近くの大阪環状線高架下にある「夢屋」さんにて、田川さんのお友達である栄 篤志さんが奄美島唄を三線の弾き語りでご披露下さいました。

時折通り過ぎる大阪環状線の音と栄 篤志さんによる奄美島唄の三線弾き語りはとても、不思議なハーモニーを生み出しています。

多くを説明することは、ここでは必要とされないと思います。究極のミニマルミュージックでもある奄美島唄「祝い」の歌です。お楽しみ下さい。

二曲目に栄 篤志さんが演奏されたのは「長雲節」です。

この動画のことを奄美ご出身のOさんへ早速お知らせさせていただいたところ、すてきなメッセージをいただきましたので、引用させていただきます。

もっと聴いてほしいです。

電車の音にあいますよねー
なんだか素朴で。

奄美の島唄は昔は奴隷の唄ともいわれたんですよ。島津藩からの税の取り立てのために、彼らは土地を耕しさとうきびをうえました。本土からやってくる役人にいじめられながらも、毎日唄で紛らわせていました。

また奄美の島唄は男女の恋歌でもありました。

昔 宮様たちが唄遊びをしたのが、きっと島流しでやってきた罪人 や無実の罪で流された僧侶などによって伝えられたといいます。

男が女の素晴らしさを歌い、女はそれに応える唄をかえしたり。

私の村では、頭のいい女性がいて(当時も男が偉そうにしてましたから)村の若者からからかいの唄をもらいました。

「おい そこの美人さん お前はそれを傘にきて村のえらいさんにとりいっただろう」その女性は即座にかえしました。「顔も頭もないお前さんになんの言われがありましょう。頭が薄くてもせめてこころは清らかでありたいものよ」と。

今後も、奄美の島唄もっと聴くようにします。
Oさんありがとうございました。

 
 

第六回「えもしライブ」無事終了

12 2月

第六回えもしライブ打ち上げ 皆様のお陰で、第六回「えもしライブ」を無事終了することが出来ました。動員人数も過去最多300人の大台に乗りました。

写真は、2月11日当日本番終了後、上屋劇場の北側に位置する居酒屋 八喜為(はきだめ)での打ち上げ最後の集合写真です。今後、時間が許す限り、当日の熱い現場を各種メディアで御紹介させて戴きたいと考えておりますが、差し当たり、この一仕事終わった出演者の笑顔を先ずは、お届けさせて戴きます。

今回の「えもしライブ」ではなにぶん、私自身が一人何役も掛け持ちを致しておりました。

従いまして、お声掛けさせていただき、お忙しい中ご来場いただきました方々へ、当日御挨拶及び御礼をさせていただく事が出来ずとても残念に思っております。

ご多忙の中、来て下さった皆様本当にありがとうございました。この場をお借りして感謝の気持ちを伝えさせて戴きたく存じます。

いらして戴いた方々から感想を色々いただきましたが、「楽しかった!!」と言う感想をとても多くの方々からいただきました。「これは『えもしライブ』出演メンバーにとっての最大限の誉め言葉やな!」少し減量したMidnight Ramblersの太ミックも言われてました。

「出演者皆が最大限に楽しむことによって、いらして下さったお客様に楽しんでいただく」こんなに素晴らしいプラスの連鎖反応があるでしょうか!?

「楽しむ」この暗澹とした先の見えない時代にこれほど人々が求めていることは無いのではないかと思っています。

これからも、可能な限り皆様と共に「楽しむ」事を共有させていただくことが出来れば幸甚に存じます。

皆様今後も、何卒宜しくお願いいたします。

 
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Posted in general, music

 

第六回えもしライブまで後三日

08 2月

えもしライブ準備万端 2月2日に上屋劇場様との打ち合わせも完了致しました。(写真は上屋劇場様PAシステム)

えもしライブまで後三日となりました。役者は揃いました。出演者一同皆様に楽しんでいただけるよう日々精進致しております。
皆様のご来場を心よりお待ち致しております。

開催日:2012年2月11日(祝・土)
開催時間:会場 15:00 開演 15:25 (終演は20:30予定です)
開催場所:音楽酒場 上屋劇場
〒650-0042 兵庫県神戸市中央区波止場町6-3 甲陽運輸内1F
電話番号 078-371-5227
アクセス方法
・電車でお越しの方
JR/阪神「元町駅」の西出口から、南西へ徒歩で約10分。
地下鉄「みなと元町駅」東出口から、南へ徒歩で約3分。
(神戸ポートタワーホテルの近くとなります)

出演順は次の通りです
1. Kocoro 15:30
2. 武伸治と宮脇ホットブラザーズ 16:10
3. Corn 16:50
4. JAMBERRY 17:30
5. blite 18:10
6. Geso Band 18:50
7. Midnight Ramblers 19:30

今回の「えもしライブ」ではスペシャルゲストとして「深紫伝説」を発表し、第32回日本レコード大賞企画賞を受賞された王様が出演されます。上智大学仕込み王様の「直訳ロック」が炸裂するのは19:30頃となります。

入場いただく際のシステムです。基本的には入場料1,000円ドリンクは別となり500円です。
枚数に限りはありますが、このブログをご覧になって、「よし、面白そうや行ってみよう」とおっしゃって頂ける方にはご招待チケットをお渡し致します。

今からでも遅くありません。下記メールアドレスまでご来場ご希望の方はお知らせください。
applevenus@mac.com

ただし、ドリンクの500円は別となりますのでその点はご了承下さい。

 
 

神戸だから言えること

19 1月

昨日サボり気味の「兵庫県中小企業家同友会」の支部例会へ出席させていただきました。

会場は、新長田です。新長田というのは、ご承知の通り「阪神淡路大震災」で、地震直後火災が発生し、甚大な被害を被った地域です。

そして、その日の「報告者」は、電鉄商事株式会社山端秀明氏による、題して「山ちゃん流!企業と地域のコミュニケーション術 〜2012年 上を向いて歩こう!〜」という報告でした。

ここには、あえて書きませんが、山端氏はとても有意義で、且つ、正しい事を言われていたので、早速私はこの自らのブログでも、実践しています。

ちゃんと、同氏のお話を昨日聞かれていた方は、私が、このブログ上で何をしているかをご理解いただけると思います。

「東日本大震災で、被災された方々に『一緒に歩んで行きましょうと、言えるのは、神戸の人々に他なりません。』」山端氏のこの言葉を聞いて、改めて17年前の阪神淡路大震災で私たちが学んだ事をどのように生かす事が出来るのかを改めて考えさせられました。

そして、山端氏が現在行っている「上を向いて歩こうプロジェクト」を知りました。しかも、見聞きするだけではなく、体験する言う形で、この「上を向いて歩こうプロジェクト」知る事が出来ました。

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