あっという間に時間が過ぎていきます。
もう明日から5月です。
お陰様で、とても忙しくさせていただいています。なかなか、ブログの記事も投稿できず残念です。
3, 4月と様々なイベントがありました。
その中でも、3月24日に大阪桃谷「夢屋」さんにて行われた「田川 律さん喜寿のお祝い会」は、印象に残る心温まる会でした。
普通に探していては、絶対に見つからない大阪環状線 桃谷駅近くの大阪環状線高架下にある「夢屋」さんにて、田川さんのお友達である栄 篤志さんが奄美島唄を三線の弾き語りでご披露下さいました。
時折通り過ぎる大阪環状線の音と栄 篤志さんによる奄美島唄の三線弾き語りはとても、不思議なハーモニーを生み出しています。
多くを説明することは、ここでは必要とされないと思います。究極のミニマルミュージックでもある奄美島唄「祝い」の歌です。お楽しみ下さい。
二曲目に栄 篤志さんが演奏されたのは「長雲節」です。
この動画のことを奄美ご出身のOさんへ早速お知らせさせていただいたところ、すてきなメッセージをいただきましたので、引用させていただきます。
もっと聴いてほしいです。
電車の音にあいますよねー
なんだか素朴で。
奄美の島唄は昔は奴隷の唄ともいわれたんですよ。島津藩からの税の取り立てのために、彼らは土地を耕しさとうきびをうえました。本土からやってくる役人にいじめられながらも、毎日唄で紛らわせていました。
また奄美の島唄は男女の恋歌でもありました。
昔 宮様たちが唄遊びをしたのが、きっと島流しでやってきた罪人 や無実の罪で流された僧侶などによって伝えられたといいます。
男が女の素晴らしさを歌い、女はそれに応える唄をかえしたり。
私の村では、頭のいい女性がいて(当時も男が偉そうにしてましたから)村の若者からからかいの唄をもらいました。
「おい そこの美人さん お前はそれを傘にきて村のえらいさんにとりいっただろう」その女性は即座にかえしました。「顔も頭もないお前さんになんの言われがありましょう。頭が薄くてもせめてこころは清らかでありたいものよ」と。
今後も、奄美の島唄もっと聴くようにします。
Oさんありがとうございました。