来年2月7日土曜日に開催される第三回目となるEmoshi Live(えもしライブ)の詳細が決定いたしましたのでお知らせします。
皆様のご来場をお待ちしております。
えもしライブスケジュール
開催日:平成21年2月7日
会場: Varit
開場: 16:30
開演: 17:00
終演: 21:00
入場料:500円(ワンドリンク付き)
来年2月7日土曜日に開催される第三回目となるEmoshi Live(えもしライブ)の詳細が決定いたしましたのでお知らせします。
皆様のご来場をお待ちしております。
えもしライブスケジュール
開催日:平成21年2月7日
会場: Varit
開場: 16:30
開演: 17:00
終演: 21:00
入場料:500円(ワンドリンク付き)
昨日、私が所属する某奉仕団体の忘年会が芦屋の老舗ジャズライブハウスであるLeft Aloneさんで行われた。
このLeft Aloneさんで、同奉仕団体の会長及び計画実行委員会の方々による御理解・協力及び御計らいにより、えもしライブ等で演奏活動を行っているCaboとして演奏をする事となった。
このイベントに於けるオーディエンスは9歳から96歳と云う、様々な場面で比較的年齢層の幅が広い聴衆を前に演奏活動を行ってきたCaboとしても、未だかつて無かった幅広い年齢層の方々を前にしての演奏機会を与えられた。
そして、何よりもこの日演奏をさせていただいて感激したのは、明治45年にお生まれになったこの会のメンバーであられるWさんに拍手と手拍子をいただいた事だった。
私事ではあるが11月末に受けた人間ドックでも悪いところは無かったし、これから更に精進して、96歳にして頭脳明晰であられるWさんを目指したい。と、そんな貴重な元気の力をいただいた充実した年末の一時であった。
最後に、この企画に参加させていただく事を実現して下さった方々及びCaboのメンバー二人そして、一人二役でCaboでの演奏と共に、素晴らしいマジックを披露してくれた東天ポール氏に感謝の気持を伝えさせていただきたい。
普段は、足を向けない下北沢にて大塚まさじ氏が、ライブを行われると言うことだったので、JR渋谷から京王井の頭線へ乗り換えよう・・・と、したその瞬間。
不意を突かれた。
この岡本太郎氏の「明日の神話」については、私の中での記憶としては恥ずかしながら「彼の幻の超大作がメキシコの倉庫で発見される。」という5年前のニュースで止まっていた。
心の準備が全くない私は、あのピカソのゲルニカをも凌駕するであろうこの雄大な作品を目の当たりにし、1970年に開催された大阪万国博覧会場で小学校1年生だった私が、初めて太陽の塔を見た時以来の戦慄が頭の先から足の先まで駆け抜け、呆然と立ち尽くすばかりだった。
ここのところ、大塚まさじ氏のコンサートは、撮影機材を持ち込んでのコンサートばかりだったため、パフォーマンスを純粋に楽しみたいとずっと思っていたので、その思惑通り今回下北沢ラ・カーニャで行われたコンサートでは、同氏の心意気を思う存分楽しむことが出来た。
演奏合間のMCでは、最近丹波篠山界隈にある里山近くの人口30人ほどの村へ引っ越されたとのことで、「御陰様で、道を歩くと住人のお年寄りの方が『お裾分け』と言って野菜や果物をくれます。柿とか栗は売るほどありますし、自給自足の生活も夢ではありません。」また、「最近野菜の栽培も初め、知ったのは、霜が降りると駄目になってしまう野菜と、同じ野菜でも、霜が降りると食感がよくなるものがあるということです。」等、日常的に蔑ろにしてしまっている、本来在るべき人と人との繋がりや、自然との携わり方を示唆して下さった。
そして、首を長くして待った田川律さんの手によるこのコンサートを見に来た人たちにもれなくついてくる賄いの時間。
本日の賄いは、「チゲ鍋」。普通チゲ鍋と言えば激辛を連想するが、これがまた絶妙な味付け。本人曰く「万人向けや。」とのことだが、こんなに美味しい「チゲ鍋」には私は遭遇したことがない。
大塚まさじ氏が歌うのがフォークソングなら、田川律さんが創る料理はフォークフードだ。
コンサートを終えた後、ラ・カーニャから下北沢の駅まで残った食材のネギとか入った袋をぶら下げた田川律さんと本日初めてお会いした田川さんの奥さんと三人でぶらぶら歩いて、駅でお別れをした。
その後、再び「渋谷マークシティ」2階連絡通路で「明日の神話」の前に立ち尽くし、太陽の塔の燦然と金色に輝く「未来の顔」と、この「明日の神話」の両者を創造した岡本太郎氏がもった時空の概念、同時に平和という未だ持って私達が乗り越えることが出来ない大きく重大な課題を想った。
頭の中ではBob Dylanの"Blow In The Wind"が、流れていた。
昨夜大阪城ホールにて行われた、The Whoの日本単独初コンサートを見に行った。コンサートが始まって、何曲目だったか定かではないが、Pete Townshend氏は、「もう年だからジャンプはしない。」と宣言した。斯くして、彼の専売特許であるジャンプ奏法を見ることが出来なかったのは非常に残念だった。
また、正直なところ技術的なトラブルが発生するなど、完璧なステージとは言い難い状況の中でコンサートは進行した。
しかし、そこは百戦錬磨のThe Whoである。
The Whoの根底に流れる反骨精神というのはどのような状況下であっても自らを乗り越えていくと言う事であると思い知らされた。
構成としては、過去のヒット曲を中心とした前半と、後半は彼のロックオペラTommyの中からのメドレーだった訳だが、技術的なトラブルに見舞われた前半とMy Generation
で決別。楽器を破壊することこそなかったが、(少し残念・・・)Pete Townshend氏はステージ上でツバを吐いて憮然とステージを立ち去る。
しかしながら、一変して再びステージに現れたThe Whoは、Pinball Wizardから始まりWe’re Not Gonna Take It
まで前半のジレンマを完全に払拭する素晴らしい演奏を見せてくれた。あれは、中学3年生だったのか、高校1年生だったのか?当時組んでいたMonoToneと言うバンドでWe’re Not Gonna Take It
を演奏していた私としては感涙に噎ばざるを得なかった。
Pete Townshend氏はジャンプをする事こそ無かったが、やはりThe WhoはThe Whoなのである。
これからも、どのような状況下であっても自らを乗り越えていくと言う反骨精神を私も持ち続けたい。
そんな勇気を与えられた素晴らしいコンサートだった。
ありがとう。The Who
A Change Is Gonna Come
と、Sam Cookeが、歌ったのは1963年だった。
そして、キング牧師が演説を行ったのも1963年だった。
45年たった今日オバマ氏がアメリカ合衆国の第44代大統領に就任する事となった。
この「変化」は、途轍もなく大きく重い。
「恒産無ければ因って恒心なし」
為政者としてのオバマ氏の手腕をそしてアメリカ合衆国の国としての品格を見守りたい。