2006年3月5日10:21 AM
日本のサイトでも、xhtml & cssを使ったサイトが増えてきていますが、これだ! と言うサイトがなかなかありませんでしたが、かの詩人 堀口 大学氏とも親交の深かった版画家 長谷川 潔氏について調べものをしていた時にその出会いはありました。
長谷川潔氏は、メゾティントや木版画などを中心とした版画家で、白昼に「神」を見ることが出来た、まさに選ばれた人でした。「写実を極めるとシュールになる」と言うことをずっと思ってきましたが、正にこの長谷川潔氏の作品は、よくあるギミックによるシュールレアリズムの作品を大きく引き離した純粋な超現実がそこにはあります。その繊細かつ崇高な彼の作品をホームページ上で、誰がどんな表現をしているのかを調べていると、横浜美術館のサイトに行き当たりました。そこで出会ったサイトは、xhtml & cssの持つ表現力を余すところなく発揮しており、今まで私が訪問した日本のサイトでは最高峰ではないか(素材の素晴らしさはおいても)と思われます。このように、xhtml & cssによる表現力の美しさが理解され然るべき使われ方がされているのを知り、今後のHP制作の大きな動機付けとなりました。