2006年6月1日5:09 PM
Steve Smith氏をリーダーとする、名門ノートルダム大学におけるウェブスタンダードへの取り組みは、 同大学のOffice of Public Affairs(公衆業務=>パブリックリレーションと同義)と言う部門がウェブスタンダードとアクセスビリティを大学における重要な位置づけとして迎え入れる事を目的とし3年前よりプロジェクトを立ち上げ、進めてきたものです。
その成果は、同大学各学部の制作実績を見る事により知ることができます。
まずは、
校長先生のサイト
そして、各学部が競うようにしてその個性を主張しています。
Department of Classic
言語と西洋文化の歴史の構造を勉強する学部(ラテン語とかギリシャ語を学習するようです)
Department of Africana
アフリカ文様にその文化の気高さを感じます。
The GLOBES
『地球に対峙した環境上の挑戦は、限りない広がりを見せています。」と言う広大なテーマを見事にデザイン的に表現しています。
その他、34サイトもの制作実績をportfolioで見ることが出来ます。
このプロジェクトを統括するSteve Smith氏は、「なぜ,ウェブスタンダードなのか?」との問いに対して、「教壇に立つ教授たちは、自分たちが『間違った教材で間違った教え方をしている』あるいは、『時代遅れな方法を教えている』等と言われたくないと思っているからです。」と答えています。