2006年10月11日11:27 AM
この買収劇でNYの株式市場もかなり影響を受けたとの事です。しかし、これからどのようなビジネスモデルが構築されて行くのでしょうか?これだけの膨大な映像データがのべつ幕無しに公開されている現状は、正にWebの原点のアナーキーに近い様相を呈しています。
Google社の見解としては、「YouTube社がGoogle社の傘下に入ることで,コンテンツへの監視を強化する,といった話は出ていない。ただし,権利者から指摘を受けたものは削除といった,従来からのポリシーは引き継ぐ。これとは別に,著作権保護技術については今後も両社で検討する必要がある。」とのことですが・・・
この様な、治外法権的な所へ思い切って飛び込んで行くGoogleの戦略には、やはり並々ならぬ革新性と先見性を覚えざるを得ません。気になるのは、Apple社にてGoogleのCEO(最高経営責任者)であるエリック・シュミット博士は、Apple社取締役と言う立場でもある訳ですが、映像コンテンツの著作権保護をする事により配信するというビジネスモデルを展開中のApple社による戦略との兼ね合いなんかはどうなって行くのか興味深い所です。
しかし、まあこんなにオモロい映像を手軽に配信出来ると言う事を実現出来るという所で、You Tubeは、既にその存在価値を絶対的なものにしていますね。