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Archive for the ‘Google’ Category

平成25年新年所感「適合しなさい、本物でありなさい、本当のあなたでありなさい」

15 1月

マハトマ・ガンディー, Gandhi

改めまして、皆様明けましておめでとうございます。

旧年中は、誠にお世話になりました。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

例年、年始にはブログへの投稿をしていましたが、今年はまだそれすら出来ていなかったので、関西で言うところの「松の内」期間ぎりぎりと言うことで、投稿させていただくことと致しました。

Google+, facebook, twitterなどのSNSを利用するようになって、ブログへの投稿もかなり少なくなってしまっている現実が私の中にあります。確かに、短いセンテンスで今の気持ちを伝えるのには各SNSサービスはとても秀逸な手段ではありますが、一方で、ブログの優位性や利点は依然として健在です。そのことを念頭に、如何にそれぞれのサービスを有機的に融合させることにより、有効に活用していくかを本年度の課題として行きます。

昨年のとある日、登録しているGoogle+から送られてくるメール上で、確かあれは、Goolgle+による今週のおすすめ投稿か、Google+人気のコンテンツでした。マハトマ・ガンディーによる”Gandhi’s Top 10 Fundamentals for Changing the World”(世界を変える10の礎)が紹介されていました。

  • Change yourself.
  • You are in control.
  • Forgive and let it go.
  • Without action you aren’t going anywhere.
  • Take care of this moment.
  • Everyone is human.
  • Persist.
  • See the good in people and help them.
  • Be congruent, be authentic, be your true self.
  • Continue to grow and evolve.

どの言葉も極めてシンプルな表現ですが、非常に示唆に富んでいます。

以前にも流し読みをした記憶はありましたが、昨年は特に世界情勢から始まって、仕事、プライベートと、それぞれに考えさせられることがありましたので、そんな時の道標の意味も含めて仕事場で常に目につく場所にこれらの言葉を貼り付けておきました。

昨年を振り返ってみると、これらの言葉が頭にあったことによって、結果的に良かったなということが大半でした。また、これらの言葉が頭にありながら、実現できないこともあります。

しかし、一回で実現できないことも繰り返しこれらの言葉に触れることで良い方向へ進んでいます。

そして、この”Gandhi’s Top 10 Fundamentals for Changing the World”(世界を変える10の礎)についてを年頭の所感に書こうと思ったきっかけはやはり最近メールへ送られてきたGoolgle+による今週のおすすめ投稿上で紹介されていた次のやはりマハトマ・ガンディー言葉でした。

“It is better to have a heart without words than words without a heart.”
真心を持たない言葉よりも、言葉を持たない真心を持った方が良い

これは、日常の会話、或いは日常的にSNSへ投稿する短いメッセージやメールのやりとりにも言えることだと痛感します。

ああ、やはり核心を突く良いことを言っているなと。

話は横へそれましたが、”Gandhi’s Top 10 Fundamentals for Changing the World”(世界を変える10の礎)のシンプルな言葉の中で一際難しい単語が並んでいる” 9. Be congruent, be authentic, be your true self.”について、今年は熟考します。

単純に訳すると、「適合しなさい、本物でありなさい、本当のあなたでありなさい」と言うことかと思われますが、どうも「適合しなさい」と言う箇所がピンときません。

そこで、調べてみたのですが、Congruencyというのは語源がラテン語のcongruereと言う単語で、「お互いに出会う」「合意する」などの意味だそうです。

このことから言えることは、適合するということは例えば、人が持つ価値観や信念、そして、言うことと行う事が合致或いは調和していると言う解釈が出来ます。

一歩進めて言うと、人が求めること、考え、感情、行動がその人の核心的な価値観と連携することと考えても良いかもわかりません。

より均衡のとれた生活を行うことが出来、本当の意味での達成感・喜び・楽しみを持つためにどうすれば良いか?その様なことへのヒントがこの” Be congruent, be authentic, be your true self”の中には潜んでいるように私は思っています。


40歳代から50歳代への転換期、その様なことを心に抱き、昨年そうだったように本年もまた、少しでも良い方向へ進んで行きます。

 
 

半端ではなさそうSafari 4 Public Beta (5528.16)リリース

25 2月

Safari 4 Public Beta (5528.16)「150の特徴 – 革新性と共に道を主導する」どうやら、このエントリーで機能を御紹介するといった、そんな大それた事は考えない方が良いみたいだ。
飛躍した見方なのかもわからないが、この新しいブラウザを立ち上げて(ダウンロードはこちらから可能)第一印象として思ったことは、Apple Inc.さんとGoogleさんが同じビジョンを共有して勇往邁進されていると言うことだった。
最近のPicasaとiLife9の新機能に見られる画像上の人を認識し識別する技術、そして、Web Standard(ウェブ標準)の概念を軸とした両者によるブラウザ開発。
これらの一連のシンクロナイズ的な動向…
何処で読んだか忘れたが、「1960年代に種を蒔かれた思想が21世紀的な規範として機能しつつある。」と、言う一節を思い起こす。

 

そうか、"makhazin"だったんだ

10 12月

とにかく知らないことが多い。
「雑誌」"magazine"の語源はアラビア語の"makhazin"だそうだ。そして、その意味は倉庫・貯蔵庫(知識などの「宝庫」)であるとのこと。
Googleの言い分はこうだ。
「Daniel Defoeが、世界初の英語の「雑誌」"magazine"を1704年に発刊して以来、想像可能なほぼあらゆるテイストが創造され消費され世界中のカフェで、散髪屋で、図書館で、そして、家庭で人から人へ手渡されてきた。もし、あなたが80年代に人々がどのような車に乗っていたか?30年前のファッションってどんなだった?と、言う疑問を持っていたとするならば、その答えを「雑誌」"magazine"の中に見出すチャンスは高い。しかしながら、ごく僅かな「雑誌」"magazine"のオンラインアーカイブしか現時点では利用することが出来ない。」
「今日(12月9日)私達(Google)は、過去の「雑誌」"magazine"アーカイブ、新しいオンライン「雑誌」"magazine"を何百万というNew York MagazinePopular Mechanicsそして、Ebony等からの多種多様な表題の記事をデジタル化し、より多くのオンライン化実現する事を出版社とのパートナーシップにより始める手助けを行う上でのイニシアティブを宣言する。」
百聞は一見にしかず。
yoko_ono_ny_mag.jpg

日本の、あの時のあのトレンドを知ることが出来るgoogle ブック検索による「雑誌」"magazine"検索登場を楽しみにしたい。

ひいては、この機能による「雑誌」"magazine"と言う媒体の再認識、再評価、活性化、そして、更なる進歩を期待したい。

 
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現存する最高のコンピュータとは!?

25 11月

「それは、人間です。」
そう宣ったのは、株式会社船井総合研究所の創業者でもある船井 幸雄氏だった。もう10年以上も前のことになるが、この船井 幸雄氏の講演を聴きに行く機会があった。その時の同氏による「なぜ、現存する最高のコンピュータが人間であるか?」についての説明は、とても説得力があった。
その説明とは、次のようなものだった。
「例えば、Aさんという人が、50年ぶりに小学校の同窓会に行きBさんと言う同窓生に会い、そのBさんをAさんが、50年ぶりに会ったにもかかわらず識別できる能力。これは、現在のコンピューターには、出来ない解析能力である。従って、現存する最高のコンピュータは人間である。」
10年以上前のことをこれだけ鮮明に覚えているというのはそれだけ、その内容が印象的だったからだと思う。
話は変わるが、先日DVDで、MIT(マサチューセッツ工科大学)の成績優秀な生徒がカードカウンティングと言う手法を用いてラスベガスで荒稼ぎをするという「ラスベガスをぶっつぶせ」原題"21"を見た。この映画は、事実に基づくとの触れ込みなのだが、その1シーンに八百長をビデオ監視するガードマン役の人による、不正なギャンブルを行う者を見極めようとする場面での「映像で八百長をする者を識別(解析)する事が可能なソフトウェアが開発されたから我々はお払い箱だ。」と言ったような科白があった。
よもや、その様なことは・・・と、思いつつ桁違いの大金が動くラスベガスの世界ならあり得ることなのだろうか!?と、船井 幸雄氏の言葉を思い出した次第である。
こんなことをあれやこれやと思っている時にそのiPhone向けGoogle Mobile Appiconというアプリケーションは登場した。
google_mobile_app.png
iconこの、アプリケーションの目玉機能は言うまでもなく、音声認識による検索機能である。
現時点では英語に対する音声認識機能のみとの事なので、早速検証。
最初に試した単語は"Minnesota"だった。
アプリケーションは、見事に私が発声した音声を認識して、関連ページを表示した。感動だった。続いて"Obama"と発声したところこれも認識。その
機能があまりにも画期的だったので、立続けに20単語ほど試みた。その結果、私の拙い発音で認識されたのは半分ちょっとだった。予想通り、RとLの発音が入ると、その認識率は格段に低くなった。
iTune App storeでのこのアプリケーションに対するレビューは、正に賛否両論のようだが、文字以外の入力による検索機能を一般コンシューマーに向けて配信(しかも無料!!)したと言う事実は驚愕に値する事だと私は思う。
何故ならば、Googleが、今後更に文字→音声からより進化し画像、映像を認識する事による検索機能を開発して行くと言う強いイニシアチブ宣言のメッセージをこのアプリケーションの発表に私は感じるからである。
現存する最高のコンピュータが人間を超越する時代が来るのだろうか?
そんな事に思いを馳せるiPhone向けGoogle mobile appiconのリリースである。

 
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Googleによる新しいWebブラウザーChrome

02 9月

20080902_google_chrome.jpg満を持しての登場と言えるGoogleによる新しいWebブラウザーChromeが9月2日火曜日より全世界100ヶ国を超える国々にてマイクロソフト ウィンドウズの環境へ対してダウンロードが可能になると云う。現在Mac OSとLinuxの互換性に関してはその開発途上にあるとのことだ。
2008090201_google_chrome.jpg
40ページにわたるコミックにて新ブラウザーChromeのコンセプトと機能を紹介するその冒頭部分にGoogleの新ブラウザーへ対する考え方が集約されていると思う。
「今日私達が日々Webを使用するその使用用途はただ単にWebページの閲覧に留まらない。アプリケーションとしてWebを活用している。」
また、使用されるレンダリングエンジンはWebkitであるとのことだ。これは、Apple Inc.のSafariで採用されているものであり、嘗てのエントリーで御紹介したように、非常にWeb標準との親和性に優れたオープンソースのHTML描画エンジンである。
早速、ダウンロードしてその機能を検証していきたい。