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Archive for the ‘general’ Category

スヌーピーはカントリーミュージシャンだった

05 1月

あけましておめでとうございます。

謹賀新年

旧年中は、お世話になりました。
本年も何卒よろしくお願いいたします。

装いも新たに、
新しいデザインのブログから年初のエントリーです。

今から約七年前、このブログを始めるにあたり、

「インターネット上に於けるコミュニケーション手段は日々刻々と進化しており、旧態依然としたホームページのあり方では、デジタルメディアとしての存在価値自体が問われると、危機感を抱いたのがそもそもの始まりでした。」

と、大上段に構えてみたものの、日々の忙しさをエクスキューズにMovable Type 3.35をずっと使用していました。また、デザインも2005年から殆ど同じ状態でした。

Movable Type 3.35をずっと使用することで判明したのはMovable Typeと言うCMS(ブログ投稿の仕組み)が初期段階において非常に完成度の高いものであったと言う事実です。

Movable Typeは素晴らしいCMSの仕組みであり、今後も仕事上欠かすことの出来ないツールとなることは間違えありません。今後もMovable Typeについては、Under Construction Blogで、その可能性を見極めていきます。

一方で、今後は、このApplevenus Media Projectについては投稿をする為の仕組みとして、益々需要が増えているWordPressを活用していくことと致しました。

懸案となっておりました、スマートフォンへの対応も完了しております。是非スマートフォンからもコンテンツを時間が許すときに御覧下さい。

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2012年度 Emoshi Live(えもしライブ)告知

30 12月

第6回 えもしライブ "Emoshi Live" 開催

第六回「えもしライブ」開催のお知らせ

来年の第六回「えもしライブ」は今までの会場から新しい会場での開催となります。

場所は神戸のランドマークご存知「ポートタワー」のすぐ北側にある「上屋劇場」が会場となります。ご注意ください。

開催日:2012年2月11日(祝・土)
開催時間:会場 15:00 開演 15:25 (終演は20:30予定です)
開催場所:音楽酒場 上屋劇場
〒650-0042 兵庫県神戸市中央区波止場町6-3 甲陽運輸内1F
電話番号 078-371-5227
アクセス方法
・電車でお越しの方
JR/阪神「元町駅」の西出口から、南西へ徒歩で約10分。
地下鉄「みなと元町駅」東出口から、南へ徒歩で約3分。
(神戸ポートタワーホテルの近くとなります)

出演順は次の通りです
1. Kocoro 15:30
2. 武伸治と宮脇ホットブラザーズ 16:10
3. Corn 16:50
4. JAMBERRY 17:30
5. blite 18:10
6. Geso Band 18:50
7. Midnight Ramblers 19:30

私の出番は 15:30ごろからKocoro(今回えもしライブ初登場、かの佐伯直俊君のサポートをさせていいただきます)及び17:30ごろから昨年のStrawbery Fieldsから進化したJAMBERRYへの参加を予定しています。

今回の「えもしライブ」ではスペシャルゲストとして「深紫伝説」を発表し、第32回日本レコード大賞企画賞を受賞された王様が出演されます。上智大学仕込み王様の「直訳ロック」が炸裂するのは19:30頃となります。

入場いただく際のシステムです。基本的には入場料1,000円ドリンクは別となり500円です。
枚数に限りはありますが、このブログをご覧になって、「よし、面白そうや行ってみよう」とおっしゃって頂ける方にはご招待チケットをお渡し致します。ただし、ドリンクの500円は別となりますのでその点はご了承下さい。

それでは、是非お誘い合わせの上、今までに増して加熱しそうな予感満載の第六回「えもしライブ」へお越し下さいませ。

 
 

コロムビアのプライド グラフォノーラ 1952年製

26 12月

コロムビア グラフォノーラ 1952年製昨日12月25日柳宗理氏が96歳で亡くなられました。

柳宗理氏は民芸運動の中心人物であった柳宗悦氏のご子息であり、日本の工業デザイナーの草分け的な存在です。
工業デザイナーの重鎮である事実は存じていましたが、そのデザインの中に日本コロムビアのレコードプレイヤーが含まれていたことは、本日柳宗理氏の経歴を再確認させていただくまでは知りませんでした。

また、恥ずかしながら、その昔レコードは熱心に聞きましたが、日本コロムビアと言う会社が電蓄生産をしていた会社であったという事実を今年日本コロムビアで仕事をされていた方のお話しをお伺いするまで知りませんでした。

そして、世の中には、筋金入りのコレクターの方が存在しています。
検索をしていくと浪漫紀行というブログで、柳宗理氏がデザインされた「コロムビア グラフォノーラ 1952年製」という同氏が1950年、柳宗理デザイン研究所を開設直後、第1回新日本工業デザインコンクールに出品し第1席「レコードプレイヤー」となった所謂「電蓄」(電気蓄音機)が紹介されています。(「コロムビア グラフォノーラ 1952年製」の写真はこの浪漫紀行のものを使用させていただいております)

きっとこの浪漫紀行への投稿「コロムビア グラフォノーラ 1952年製」上で”Let It Be”のオリジナルシングルを再生したものを動画上で聴くことがなければ、この投稿を行う事は無かったと思います。
デジタルの音に慣れてしまった私の耳に嘗て聴いたレコードの音色はノスタルジックと言う感傷的な次元を超えた言い知れぬ心地よさを感じてしまいます。

音のデジタル化は、決してそれが退化だとは思っていませんが、あのアナログ音の心地よさを果たしてデジタルの音が凌駕できるのか?と、素朴な疑問を持つ今日この頃です。

 
 

「甲南高校32回卒業生同窓会」開催される

21 11月

平成23年11月12日「甲南高校32回卒業生同窓会」昼の部

もう一週間以上の時間が過ぎてしまいましたが、去る11月12日土曜日に「甲南高校32回卒業生同窓会」が、<昼の部>を私共の母校甲南中高にて、<夜の部>を同窓生K氏が経営する

「マザームーンカフェ六甲店」

にて、それぞれ開催されました。

高校を卒業して30周年を記念して開催されたこの「甲南高校32回卒業生同窓会」を御陰さまで大変盛況の内に終える事が出来ました。

そこには、言葉ではとても説明が出来ない不可思議な空気が流れていました。
母校甲南中高旧校舎は阪神淡路大震災で全壊しました。30年という年月を経て以前とは全く違う新しい校舎となっています。そこへ訪れた私たち32回卒業生は、その同じ敷地内にある新校舎をゾロゾロと見て回りました。
皆がどのような感想を持ったかは知る術もありませんが、私はその当時あった以前の校舎をとても懐かしく感じました。きっと、そこに存在しないからそう感じたのだと思います。お世辞にも今の新校舎のように美しい校舎ではありませんでしたが、誰かが蹴って変形したロッカーとか、古くてなかなか閉じない窓とか、新しい校舎を見て回っている時、そういう事がやたら具体的に鮮明に頭の中をよぎりました。

私たちの力では現在のところどうする事も出来ない自然災害によって、その存在が消滅してしまった旧校舎ですが、ナイーブでセンシティブな中学生・高校生という当時の情景を私たちは心の中に持ち続けています。そして、その記憶を共有できる事がとても素晴らしい事であり、貴重である事を今回の同窓会で私は思い知りました。

平成23年11月12日「甲南高校32回卒業生同窓会」夜の部今回の同窓会は、私たちを中学高校の6年間、学年主任として御世話下さった恩師本荘先生が逝去された事がすべての始まりでした。人知の及ぶところではない力により今回の同窓会は行われたと私は思っています。最後に撮影した集合写真はその事を如実に物語っています。こんなに心の底から楽しそうにしている集団を私は少なくとも見た事がありません。

恩師の方々、同窓生の皆さん、甲南中高事務長Hさん、今回の同窓会昼の部で懐かしの「Aランチ」を提供してくださった株式会社クールのO先輩と未だ現役の食堂のNさん、夜の部で色々無理を聞いてくださったMMC店長のNさん、そして、この企画を開催に漕ぎ着けた発起人の皆様。本当に数多くの方々のお世話になり実現した企画です。筆末となりますが、お世話になった方々へ心より感謝するとともに改めて、御礼申し上げます。ありがとうございました!

 
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残された貴重な時間

11 10月

Mr. Steve Jobsが亡くなって5日が経ちます。
流石に、訃報を知った時はショックでした。

しかし、現実的には、仕事上における日々の支払い期日が待ってくれる訳でもありません。やらなければならない事は、山積みです。

逆に、死の間際まで仕事に情熱を注いだMr. Steve Jobsに敬意を表し「だから、今頑張らなければならない。」とプラス思考を持つ事が出来ています。

そして、プラス思考を持つ事が出来ている背景には、やはりMr. Steve Jobsによるスタンフォード大学での卒業式スピーチがあります。

彼は、「死について」を語っています。

今でこそ、日常の生活に埋没してしまっていますが、その昔学生だった頃は「恐怖」についてよく考えました。人間は些細な事に対して恐怖心を抱きます。そのような、恐れを克服する方法とは?いつも考えていました。

突き詰めて行くと、「『恐怖心』を克服する事は死への恐怖心を克服する事」であるとの持論は当時から変わっていません。

話は前後しますが、Mr. Steve Jobsはスタンフォード大学での卒業式スピーチの中で「自分が間もなく死んでしまう事を肝に銘じる事は人生の重要な決断を助けてくれる私が知る限り最も重要な道具だ。」と、そして、さらに「なぜならほとんどすべてのこと、つまり、他の人からの期待や、あらゆる種類のプライド、恥や失敗に対するいろいろな恐れ、これらのことは死を前にしては消えてしまい、真に重要なことだけが残るからだ。」と、述べています。

そして、極めつけは次の言葉です。「皆の時間は限られているから誰か他の人の人生を生きることで時間を無駄にしてはいけない。教条主義の罠にはまってはならない。教条主義とは他の人々の思考の結果に従って生きることだ。他の人の意見という雑音に自分自身の内なる声をかき消されないようにしよう。

そして最も重要なことは、自分の心と直感に従う勇気を持つことだ。心と直感は本当になりたい自分をどういうわけか既に知っている。その他すべてのことは二の次だ。」

2005年6月12日にこのスピーチを行った当時Mr. Steve Jobsはちょうど49歳でした。現在の私とほぼ同じ年代でした。癌という病を患っていたという事実はもちろん大きな影響力を同氏にもたらしたと想像します。しかしながら、時間の長短こそあれど残された死という厳然とした我々すべてが共有する運命は刻々と近づいているのです。

その事を心に刻み、残された貴重な時間を無駄にせず生きて行きます。