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今年悲しかった事

31 12月

2007年12月31日11:24 PM


心そして
"Luciano Pavarotti"
ルチアーノ・パヴァロッティ
が亡くなった事です。
トリノオリンピックで日本人選手として唯一金メダル獲得した、荒川静香選手が演じたそのバックで流れていた曲は奇しくも開会式で同氏が熱唱した「トゥーランドット」Turandot: "Nessun dorma!"
iconであったことは今でも記憶に新しいところですが、いまだに私はあの感動の金メダルが荒川静香選手とパヴァロッティ二人によるコラボレーションだったと信じて止みません。
そして、ビデオはLou ReedとLuciano Pavarottiが共演でLou Reedの美しく辛辣なバラード"Perfect Day"と云う曲を二人が共演した2001年のコンサート。私は、この映像を見たとき「えっ」、と思ったものです。なぜならLouは、"Rock & Roll Heart "と云う彼の名曲で"I don’t like opera and I don’t like ballet"と冒頭に歌っているからです。まぁ、これはLouらいしといえばそれで片付く話なのかも知れませんが・・・
パヴァロッティは、そんな「スリーコードでしか曲を作れない」(そう言えば、そのことに関して「それは、誤解だちゃんとSweet Janeでも4つのコードを使っている。」と、ブラックな弁解を日本でのコンサート時ステージ上でしていたのを思い出します。」)と揶揄されていたLouの本来の姿、そして、彼の本質を知っていて察する事のできる人だったんだなと。何よりも、美しメロディーのなんたるかをジャンルを問わず識別できる人だったのです。
心とパヴァロッティの死。少なくとも体型的には全く逆ではありますが、何か近いところに二人は逝ったんだなぁ、そんな気がした年の瀬でした。
ご冥福お祈りします。

 
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Emoshi Live(えもしらいぶ)告知

28 12月

2007年12月28日11:21 AM

来年2月10日に開催される第二回目となるEmoshi Live(えもしらいぶ)の詳細が決定いたしましたのでお知らせします。

皆様のご来場をお待ちしております。

えもしライブスケジュール
開催日:平成20年2月10日
会場: Varit
開場: 16:45
開演: 17:15
終演: 21:00
入場料:500円(ワンドリンク付き)
   

     
えもしライブスケジュール

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"Crippled Inside"を挟んで

15 12月

2007年12月15日10:09 PM

御紹介する順番は逆となりますがJohn Lennnonの"Imagine"iconという作品では、"Crippled Inside"iconという曲を挟んで"Imagine"icon"Crippled Inside"iconそして、昨日アップした"Jealous Guy"iconと冒頭に続けて三曲が並びます。
いつの頃からでしょうか、この作品に巡り会ってからイメージするようになったのは、陰陽のイメージです。
陰陽そして、頭から三曲続けて聞くたびに陰と陽の二つの気が調和することにより初めて自然の秩序が保たれるだなぁと再認識するのです。大事なポイントは、陽が善玉などと決めつけず、そして陰は悪だなどと確信しない事。両者は単にこの世を構成する要素に過ぎない対等な立場だと言うことです。
Johnは「自然の秩序が保たれていないのは、誰からみてもあからさまですよー 知らないのはあなただけかも!?」と"Crippled Inside"で自分自身にそして全人類に語りかけようとしていたのかなと。そんなことも、今年のJohnの命日前後に思ったりしていました。
前置きが長くなりましたが、映像は言わずと知れたNeil Youngによる、これも9/11の後行われたチャリティーライブにてJohn Lennonの"Imagine"を演奏したものです。(この演奏はリアルタイムで何かの番組でみたのを朧気ながら覚えています。)詳しいクレジットは、よくわかりませんがバックでドラムを叩いているのはどう考えてもオリジナルでもドラムを叩いていたJim Keltnerに間違えないと思います。(万が一間違っていたら、どなたかご指摘ください。それが誰なのかを知りたいので。)
太鼓の音色というかチューニングとかまで、忠実な再現を試みようとしているのがよくわかりますし、「間」とかおかずの入れ方の微妙なところはまったくオリジナルと同じです。
しかし、陰陽(私が言うところの)の両極をJohnと演奏したJim Keltnerつぅ人はドラマー冥利につきますなぁ

 
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New York → Lou Reed → John Lennonの命日。そして「嫉妬」

14 12月

2007年12月14日5:45 PM

愛に満ちた世界であるべきなのに、歴然と君臨する「嫉妬」。この映像は、現在65歳のLou Reedが2001年10月にJohn Lennonと9/11の犠牲者へのトリビュートとしてNew York CityにあるRadio City Music Hallで行こなわれた"Come Together: A Night For John Lennon’s Words & Music"に出演しJohn Lennonの"Jealous Guy"
を演奏したもの。
この歌詞を完全に咀嚼しきった表現力、圧倒的な説得力。

魂の入った熱い演奏を視聴して、大量殺戮にまで発展してしまう「嫉妬」と云う人間の避けて通れない、やるせない感情について冷静に考えてみたいと。
そんな風に思った今年のJohn Lennonの命日だった。こんな大事な映像を紹介してくれるのは例によって
れもんらぃむ ёさんいつもありがとうございます。

 
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キューバ・レストラン"Son Cubano"

26 10月

2007年10月26日8:28 AM

Son CubanoNYC二日目の夜は、K視と彼のもとで働くRogerで"Son Cubano"と言うHavanaの1950年代を再現したというレストランへ行く。数ある候補の中で、ここを選択したのは8歳までCubaで生まれ育ったRogerのお奨めだったからで、彼はほとんどスペイン語のメニューからオーダーを英語10%スペイン語90%のウェイターとのやりとりで見事な選択をしてくれました。
中でも、Enpanadaと言うメニューは今まで食べたラテン系には無い、強いて言うならラテン式揚げ餃子的不思議な食感でした。
店内では、生の演奏をしていましたがリズム担当はコンガ一つ(普通は大小のセット)を奏でるpercussionist唯一人。にもかかわらず、複雑怪奇なキューバン・リズムを自由自在に操り広い店内をキューバ色1色に染めていました。
ところで、RogerはK視の右腕として既に8年間一緒に仕事をしており2005年日本へも来た際には、京都市内観光のお供もさせてもらいました。これからは、ラテンアメリカの市場が熱いと日経新聞などに日ごとその記事は増えていますが、日系企業のラテンアメリカ進出は既に真剣に検討がなされる段階にあるとのK視は、熱く語ってくれました。その際にRogerは、きっと大きな役割を担うことになるでしょう。
Son Cubanoは、今回の旅行の中で、最も美味しいレストランでした。そんな、レストランを教えてくれたRogerとK視に感謝します。
住所:
Son Cubano
405 W 14th St,
New York, NY 10014
予約(電話番号):
212-366-1640

 
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