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Archive for the ‘Movie’ Category

2015年 えもしライブ ズームイン PART1

04 2月

Jamberry Guitar Solo by Hironobu Sakaue

「あと、最短20年は生まれてきた娘のために馬車馬の如く働きます!」と今回の「2015年えもしライブ "EMOSHI LIVE"」ステージ上で宣言した、私と同じ年であるJamberryのギタリストHiroさん。いつもの事ながらそのバイタリティには力をいただいており感謝している次第です。

今回のこのライブに至るまで、Hiroさんとはどのぐらい酒を酌み交わしたか… 回数的にはそんなに多くはなかったとは思いますが、その内容は常にディープだったと記憶しています。その痛快な飲みっぷりにはいつも感服する次第です。

Hiro夫婦と仲間達

昨年6月Hiro夫婦と仲間達六本木テキーラバーにてw

そんなわけで、今回の「2015年えもしライブ "EMOSHI LIVE"」でのJamberryの演奏ハイライトをお届けします。楽曲は、かのソチ五輪フィギュアスケート男子日本代表の羽生結弦(ゆづる)(19)がSPで使用している今は亡きGary Mooreによる「パリの散歩道」です。

 

2014年 えもしライブ ズームイン PART1

03 2月

The Troopers Guitar Solo by Kazuya Takao

何分限られた予算の中で、「えもしライブ "EMOSHI LIVE"」は運営されており現在記録はO氏がスチルと動画の両方を対応いただいています。

当然のことながら、O氏にはスチルの方に重きをおいていただいているので、今回初の試みでいくつかのバンド演奏のハイライトを出来る範囲ではありますが、ズームイン撮影を行いました。

自分のバンドで、演奏のハイライトをズームインできないのが残念ですが(汗

最初に同窓生がやっているThe TroopersのリードギタリストKazuya Takaoのギターソロを今回これも初の試みYouTubeではなく最近その存在感を益々確固たるものにしつつある動画配信サービスvimeoを使って皆様に御紹介させていただく存じます。

2014年 えもしライブ ハイライト The Troopers Guitar Solo by Kazuya Takao from Haruyuki Morikawa on Vimeo.

なんとしても、この動画をお届けしたかったのは、ギタリストのKazuya Takaoが、来場されてかぶりつきで観戦していた、まだ小さなご本人の娘さんに向けて、最大限の愛情を込めたギターソロを披露されているのを見て、素晴らしく微笑ましかったからです。

音がぶれない正確な運指のみならず音量を配慮しシンプル且つ洗練された音作り。間違えなく娘さんはお父さんにメロメロだったのではと拝察します。

このビデオを娘さんへの「渋いオヤジの記念」として見せてあげて下さい。

筆末になりますが、Kazuya Takaoさま、天晴れなパフォーマンスをありがとうございました。めっさカッコヨカッタで!

 
 

鬱然として豊潤の名作「東京物語」

12 3月

小津安二郎監督が世界的に評価されている監督だと知ったのは遡ること28年前ロードショウでヴィム・ヴェンダース [Wim Wenders]監督の『パリ、テキサス』”Paris,Texas,”と二本立てで同時上映されていた『東京画』を見たことが最初だったと記憶しています。Ry Cooder "Paris, Texas"
icon最近偶々ライ・クーダー[Ry Cooder]の”Paris,Texas,”のサウンドトラックに収録されている回想場面で流れる印象深い楽曲"Cancion Mixteca"を聴いた機会にその様なことを思い出しました。

I am listening to Ry Cooder "Cancion Mixteca" from Paris, Texas
iconそして、久々に「東京物語」を見ることにしました。『東京画』で、ドイツ人であるヴィム・ヴェンダース [Wim Wenders]監督が、フランス語で何を訴えたかったのかを再認識したかったのです。

この映画が封切られた昭和28年といえば、まだ戦後間もない時期ですが、それでも、私が生まれる10年前です。尾道から蒸気機関車で上京する場面は私が幼少の頃、蒸気機関車で父の実家である和歌山県有田市へ行った時の情景とダブります。

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それをつかみ取りシェイクしなければロックじゃない

27 9月

patti_pic.jpg先日、映画『パティ・スミス:ドリーム・オブ・ライフ / patti smith : dream of life』を見に行きました。
思い返せば、彼女程実像がつかめない人はいなかったのではないかと思います。あのエキセントリックなイメージからして、どんなに怖い人なのかとずっと思っていました。従って、この映画を見る前はきっと取って食われるような映画なんだろうなと少しビビっていたのは事実です。
彼女が生み出した音楽に関しては、1975年のデビューアルバムHorses(彼のMr. John Caleが、プロデュースを行った!!!)からかれこれ30年以上聞き続けて来た訳ですが、絶対彼女の私生活とか想像することが出来なかったのです。
それで、映画を見る前に今一度念のため彼女についてWikipediaで復習をしたのでした。すると思わぬ事実が… 彼女が高校2年生の時に彼女はクラスの道化師に投票で選ばれたというのです。
とにかく、何をどうつなげても訳が分からず頭の中が混乱した状態で映画を見に行きました。しかしながら、それらの無秩序はまるでカオスの語源である「宇宙が発生する以前のすべてが混沌としている状態」が、さも当然であるがごとく時空を平気で超えて一つに融合して行くのでした。(あるいはそれはゼロという概念なのかも知れません。映画の中で、ゼロという偉大な数字の概念を見いだしたメソポタミア文明を彼女が讃える場面からもそのような連想をしてしまいますが…)
この映画『パティ・スミス:ドリーム・オブ・ライフ / patti smith : dream of life』では、大量殺戮を悪とし、George W. Bush(Ms. Patti SmithはGeorge W. Bushと同い年)を糾弾する彼女はまるで般若の如く憤怒し、「私のことロックイコンだとか、持ち上げるのよ恥ずかしいったらありゃしない…」と、はにかみ、下ねたで笑いを取るお笑い芸人としての一面を披露し、ロバート・メイプルソープ "Robert Mapplethorpe"が撮影したというオノ・ヨーコ氏に多大に影響を受けたと思われる彼女自身がパフォームする前衛ダンスを感慨深げに見入る、これら全ての要素が、一つの完璧な円を描きPatti Smithを表現してくれました。
そして、何よりも彼女が、ビート文学の立役者でもあるMr. Allen Ginsbergの詩を朗読する場面では文学が超えられない障壁を超越したその瞬間を見ることができました。
文学は、一面においてはロック等足下に及ばない程円熟しており過激で前衛的でした。その要素を「えっ?何で?これロックにしちゃだめ?」そこで生まれたのがパンク(厳密にはニューヨーク・パンク)だった訳です。そうなのです「それをつかみ取りシェイクしなければロックじゃない!!」この発想こそ正に私の中ではパンクなのです。
前置きが超長くなってしまいました。
何の因果か、そんなMs. Patti Smithが作詞し、ブルース・スプリングスティーン大先生が作曲された"Because the Night"を演奏する機会に恵まれたことにひたすら感謝する次第です。

 
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早起きは三文の徳 → 麹町御門

07 4月

麹町御門昨夜帰ったのは午前2時近くだったが、何故か早く目が覚め昨日M社長がオススメと言われていた千鳥ヶ淵公園のことを思い出し赴くこととした。先日もお伝えしたが、現在働いている場所から徒歩約5分で甲州街道への入り口でもある半蔵門へ行くことが出来る。
その半蔵門の交差点から、その北側に位置する千鳥ヶ淵の交差点までの皇居半蔵濠沿道が区立千鳥ヶ淵公園である。
千鳥ヶ淵の交差点から臨む満開の桜そして菜の花が彩る半蔵濠の向こうには国会議事堂が見える。
実はこのところ大きな流れを頭の中で感じている。きっとそんなことを吐露すれば誇大妄想狂だと咎められるのが落ちだから心に留めておくことにする。ただ、以前京都の株式会社Sさんに教えていただいた、大局的にものを見ることの重要性を忘れたわけではない。
端的に言えば「歴史は繰り返す」と、言う事だろうか…
そして、麗らかな情景を目の辺りにして浮かんだのは、
「経験から学ぶのではなく、歴史から学ぶ」こと。
後世に伝えたい大切な考え方だ。