流石高い所にアンテナを張っている日本経済新聞さんである。今日の朝刊の「春秋」では、「暗い指標に目が向きがちだがこれらはあくまで総計や平均値。逆境の中にも明るい数字はありそのいくつかに意外な共通項を見つけた『北海道』だ。」と、述べている。
この、「春秋」の冒頭の一節は私をとても力づけるものだった。
「今今で」と、言っていただいたときに、自分が自らの直覚で判断した事が正しかったと。もしあの時、30分違いで仲介いただいたD社さんの言葉のまま新幹線に乗ってのうのうと関西へ帰っていたら北海道帯広を本社とするこのS社さんとの一ヶ月は無かったのだから…
金銭とか、時間とかそんな尺度では測れない貴重な機会を得る事が出来たのだ。
話は、変わるが写真は私が合理性を追求して長期滞在をするにあたって最終的に落ち着いた新大久保の居所界隈に咲いていたモクレンの花である。
武蔵小金井・新大久保と、2つの選択肢があったが、最大限に時間を活用できるとの観点から正解だったのではないかと思う。何よりも4月1日から新たにお世話になる事となった会社の事務所が半蔵門なのでそこへのアクセス的にもこれ以上の効率的な場所は現条件下では思いつかない。この場所を紹介して下さった。D社さんの取締役でいらっしゃるOさんそして、同社のYさんによる御尽力に心より感謝する次第である。
地平線を彼方に見ながら、大地に続く道を国産最高峰のスペックを誇る車のアクセルを踏みきった状態で前進して行く。そんな一ヶ月だった。渋谷と言う雑踏の中で仕事をしながらも頭の中のイメージはそのような感じだった。
そして、大地に足がついたリーダーが、プロジェクト達成を一丸となって目指す為に飛ばす檄と、その説得力。素晴らしいカリスマをもったリーダーシップとの出会い。まさに新しい時代を切り開いて行く開拓者をそこに見た。
今と言う時代は伝統や既成概念にとらわれて生き残れる時代ではないのだ。
そんな、道産子精神を具現化したK社長に今を生き抜いて行く為の肝要の何たるかを教えていただいた1ヶ月間だった。
K社長ありがとうございました。
今後共々何卒宜しくお願いいたします。
Archive for the ‘Contents Management System’ Category
日本景気の牽引役 → 道産子
壁
そこには、あのアポロ計画のフライトディレクター(運用管制主任)、ジーン・クランツ氏による
仕事に対する姿勢「十か条」。
同じ映画を何回も見ることはあまりないが、「アポロ13号」は何回も見た映画の数少ない一つだ。
当時小学校低学年だった私的には「アポロ13号」の記憶といえば、風疹で乗員が変更となった事しかなかった。
そのまま、この映画を見るまで「アポロ13号」の「成功した失敗」と称された、危機に対する鮮やかな対応を知るすべがなかった。
- Be Proactive
(先を見越してうごけ) - Take Responsibility
(自分の担当は自ら責任をもて) - Play Flat-out
(きれいになるまでやりとうせ) - Ask Questions
(不確実なものはその場で質問をして把握せよ) - Test and Validate All Assumption
(考えられることはすべて試し、確認せよ) - Write it Down
(連絡も記録もすべて書きだせ) - Don‘t hide mistakes
(ミスを隠すな、仲間の教訓にもなる) - Know your system thoroughly
(システム全体を掌握せよ) - Think ahead
(常に、先を意識せよ) - Respect your Teammates
(仲間を尊重し、信頼せよ)
どこにいても、毎朝このブログで"ジーン・クランツ"を検索して声に出して読みたくなる「十か条」だ
春雪
春に降る雪は、何だかそこに自分が映し出されるような不思議な既視感を覚える。
恐らく私の名前を付けてくれた俳句の好きだった祖父が何かの拍子に韻を踏んだのがインスピレーションとなったのだろうなという事を何だか別の時空で感じるようなそんな不思議さだ。
あれは、2003年の3月3日、和歌山県有田市から疲弊しきった状態で雛祭りを楽しみにする娘に会うことだけを頭に阪和自動書道を走っていたときだった。当時毎週2~3回往復をしていた慣れ親しんだその道で、新しく出来たオービスにひかっかった。
あれは、今考えると千仞の谷へ落ちる序章だった。
一つの大きな分岐点だった。
そして、その次の年に立ち上げたキングハーベストは5期目を終え、その始まりから、新たな局面を迎えつつある。
決して、楽でも容易でもない。寧ろ厳しい。ただ、その厳しさが道に光をあててくれることが心強い。
環境が変わるその一日目のこの雪は、生涯忘れないものになる気がする。ちょうど2003年3月3日の決して忘れないオービスの赤い光のように。言うまでもなく、全くその時と違うベクトルとして。
長丁場になりそう
で、以前吸っていた相棒だったタバコの代わりは写真のブラシとDr.Beatです。
関係各位には事前に御報告させていただきましたが、やはり長丁場になりそうです。
急ぎの連絡は携帯までお願いします。メールは問題ありません。
今までやって来た事が、今の御時世でどのように役に立つのかわかりませんが、感触としてはそこに需要は確実にあります。
当たり前の事なのですが、時代は刻一刻と変っており、それを如何に見極め、柔軟に対応できるか?
そして、その昔受けた試練をどのように今に活かせるのか?
課題山積ではありますが、詳しいことはできる範囲で御報告します。
Movable Type4.1 FreeBSD 6.1 へのインストール
思い返せば、それは昨年の6月6日「リリースが楽しみなMT新バージョン”Movable Type 4″」というエントリーでMovable Type4のリリースを御紹介してちょうど1年が経ちます。その間にMovable Typeはバージョン4.2となっています。
様々な言い訳でMovable Type4の新規利用が滞っていましたが、ようやく機も熟し無事Movable Type4.1をインストール完了しました。環境は以下の通りです。
・専用サーバOS"FreeBSD 6.1"
・Webサーバ"Apache2.2"
・MySQL 5.1.15
・Movable Type4.1
それにしても、この1年間でMovable Typeは凄まじい進化を遂げました。これからその新しい機能を会得していくのが楽しみでもあります。(ただ、はまると時間がいくらあっても足りないのがMovable Typeなのですが・・・^_^;)
今回の作業で難関だったのは、やはりMySQL 5.1.15のインストールとアカウント設定及びMySQLを使用するためのPerl環境の構築でした。例によって、書籍・インターネット検索でもズバリという解説は皆無に等しいのが現状だと思います。様々な情報を積み上げ・読み替えて対応していくしかない訳ですが、最近その様なやり方で目標を遂げるときの喜びが他では得られない快感になりつつあります。
お陰様で、現在多忙を極めているため詳しい解説は無理ですが、時間が許すとき少しずつインストール完了まで、どのような経緯を辿ったかを御紹介して行ければと思っています。