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アーサー・C・クラーク氏が死去

19 3月

2008年3月19日11:51 AM

一番好きな映画を挙げろと言われて、一番最初に思い浮かぶのは"2001: A Space Odyssey"「2001年宇宙の旅」です。その原作を執筆したSF作家であるMr.Arthur C. Clarkeが亡くなられたとの報道がありました。
参照サイト:CNET Japan
SF作家のアーサー・C・クラーク氏が死去–「2001年宇宙の旅」など作品多数
よく考えると、この映画"2001: A Space Odyssey"「2001年宇宙の旅」の中で登場する"Hal-9000"は人類と道具(あるいはコンピュータ)の関係のありかたと言う意味で、現在の仕事をする上で常に頭の中にある存在でもあります。
何回見たか判らない"2001: A Space Odyssey"「2001年宇宙の旅」近々もう一度見てみたいと思います。
ご冥福をお祈りいたします。
合掌

 
 

Discourage politics, use data.(政治力ではなくデータで語ること)

19 3月

10:00 AM

20080318_WebKit.jpg

Acid3ブラウザテストでWebKit Nightlyが93/100を記録。

以前から気になっていた「グーグルの会議術」。
グーグルのMs.Marissa Mayerは、6つの成功する会議方法を掲げました。
(原文はこちら"How to Run a Meeting Like Google"
その中に、物事の判断基準として、最も核心的且つ重要な要素であると思われる"Discourage politics, use data."(政治力ではなくデータで語ること)という項目があります。

この様な、合理的な思想を如実に反映したその最たるものが、今私が一番注目している「Acid3ブラウザテスト」ではないかと思います。

ここで、Acid3ブラウザテストについて今一度確認しておきたいと思います。World Wide Web Consortium (W3C)はWWWで使用される各種技術の標準化を推進するために設立された非営利団体です。
(例えばHTML, XHTML, CSSなどの仕様を標準化しているわけです。)

Acid3ブラウザテストは、W3Cによって新たに各種技術が標準化された数多くの仕様をウェブブラウザがサポートしているか否かを検証するためのものです。そして、興味深い点はその検証方法が数値化されていると言うことです。従って、例えばXというブラウザが55%をスコアしたということは、与えられた100のテストの中で55%をXと言うブラウザはクリアしたということになります。

20080319_acid.jpg
そんな中で、3月19日現在ベータ版であるWebKit Nightly (r31114)は93%をスコアしました。
WebKitとは、オープンソース ウェブブラウザ エンジンであり、Mac OS XのSafariに使われているものです。(写真は93%をスコアしたWebKit Nightly (r31114)のAcid3ブラウザテスト結果)

未だ現時点では、100%に達したブラウザはありません。
しかし、ここ数日におけるWebKit Nightlyの動向を見る限り着実に日々そのスコアを伸ばしています。ここ数日中には100%を達成すると思われます。

このAcid3ブラウザテスト結果に関するデータが、将来的な観点から多くのWebに携わる人達にとって、ウェブブラウザに関する意志決定をする上で大切な拠り所となる数値結果となることは間違いありません。

 

Elle France誌にイシイ・アツコ作品掲載される

17 3月

2008年3月17日8:32 AM

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半世紀以上前に出版されて以来今では、25ヶ国以上で出版されている女性ファッション、ビューティ、ヘルス、そしてエンターテイメント雑誌のElle。その総本山であるElle Franceに、イシイ・アツコさんの作品群が掲載されました。
先日お知らせした「イシイ・アツコ新作銅版画展」へ去る3月15日の土曜日に彼女の作品を見に行ってきました。昨年お会いしたときよりも更に自信に溢れクールさを増したイシイ・アツコさんが「Elle Franceに私の作品が載りました。ギャラリー・ブティックで作品を置いてもらっているの。」と2007年12月号のElle Franceを見せてくださいました。
何というセンスの良さなのでしょうか!?
そのElle Franceに掲載された彼女の作品群を見て、私は、「これぞ、構成・レイアウトの極致」と打ちのめされてしまいました。フォントの選択の絶妙さ、命でもある文字の配置どれをとっても正に非の打ち所がありません。そして、この様な素晴らしい仕事をElle Franceの紙面上でエディターにさせてしまう素材を提供されたイシイ・アツコさん。絶句です。間違いなく、本物の人達がなせる技です。
3日に1作品のペースで作品を創作されているというその作品数の多さには驚きますが、(しかも、全作品自らが刷っていらっしゃるとのことです。ここにも、作品へ対して彼女が持つ細かいニュアンスを大切にする真摯で直向きな姿勢を感じます。)何よりも展示されている全ての作品において、アツコさんのセンスが輝きを増していることは私にとってうれしい驚きでした。
気付かぬうちに会場であるギャラリーを何回もぐるぐる回って展示された作品を見続けている自分がいました。
現在行われている「イシイ・アツコ新作銅版画展」は、明日までです。
次の展示会は場所を変えて神戸で行われます。
きっと、無意識に次の会場へ私は、足を向けていることと思います。
「イシイ・アツコ personal reality show」の詳細
会場:ギャラリーヴィー
〒650-0024
神戸市中央区海岸通り3丁目1-5
海岸ビルヂング307号
TEL 078-332-5808
FAX 078-332-5807
http://www.beeflight.com
e-mail bflight@perl.ocn.ne.jp
会期:2008.3.24(月)- 4.5(土)
開催時間:11:00 – 19:00
(3/30休廊 最終日18:00まで)

 
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テンツからの連絡

14 3月

2008年3月14日5:39 PM

極めて、プライベートな話ですが、久しく連絡が途絶えていた古くからの友人(彼のニックネームはテンツ)から連絡がありました。人生色々です。彼は、現在タイのバンコクで暮らしていますが、タイの女性と結婚し女の子と男の子の子供がいるとの事です。
一時、タイのリゾートで働いていたとの噂が流れ、2004年スマトラ島沖地震ではその安否が気遣われましたが、地震の後身内の方に連絡を取り、元気にしていることは確認していました。
昔から生命力の強い男でしたが、電話で話したその声は全然変わらず^_^;
なんだかタイムマシーンに乗って過去へ旅をしたような感じでした。
しかし、良いものですね古い友人との久々の会話。
しかも彼が、元気にしていることを知る事によりその事が、
明日への活力へつながるような気がします。
「あー色んなことあったは、とっても話しきられへん」と言っていた彼の話をいつかどこかで、とことん聞いてみたいものです。

 
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これで完璧!?ブラウザ検証

13 3月

2008年3月13日8:48 AM

20080313_browsershots_00.jpg「もったいない」と思うのは、ブラウザ検証を行うために費やす時間です。しかし、現時点ではレンダリングエンジンの仕様が統一されていないのは現実であり、その問題を解決するために日々Webデザイナーの方々は様々なCSSハックを駆使して問題解消に追われているのが現状だと思います。
そのような状況下で、ある時自分が持っていないブラウザ環境で検証をする必要に迫られ、救いをmixiの某コミュへ求めたところ、教えていただいたのが「あなたのウェブデザインを違うブラウザで検証します」と言う謳い文句のBrowsershots(写真)サイトでした。写真を見てわかるように何と約60もの違うブラウザで自分の制作したサイトを検証できるという優れものです。
検証方法は簡単。自分が表示させたいブラウザをチェックするだけで、後はURLを"Enter your web address here"というところへ入力後Submitのボタンを押すだけです。
このサイトのサービスはとても便利なものですが、問題点としてあげられるのは以下の点です。
・時間がかかる
FTTHの環境で、通常は5分前後で、スクリーンショットの画像が表示されるが、場合によっては一件あたり30分以上かかることあり、従って選択するブラウザは少なめにするのが賢明 注意:€10 EUR または$15 USDをPayPalで支払った場合は優先的に処理が為されるという"Priority processing"というサービス有り)
・日本語に対応していないサービスである
(日本語のサイトを検証する場合はエンコーディングの環境に注意する必要あり)
この様な、問題があるにもかかわらずこのサービスは日々ブラウザ検証のために欠かせないツールの一つとなっています。
幸い、昨今の趨勢はWeb標準という考え方を基にこの様なブラウザ検証を必要としない方向へ向かいつつあります。「もったいない」と言う考え方は日本人がもともと大切にしてきた考え方です。この様な「もったいない」という考え方を大切にする草の根運動でもあるWeb標準という考え方が更に浸透し、より合理的なWeb制作が実現することを切望します。